愛犬若葉が旅立った瞬間のショックは、私の心を壊してしまった。

かわいくて…

愛して…

私の拠り所だった、若葉…

私の体調がすぐれない数年間、若葉との生活は24時間ひと時も離れることがないのではないか…と思われる生活だったためか、私は若葉に精神的な依存をしていたと思う。

そんな私が経験した、ペットロスという急性のストレスによって起きた、心と体のことを綴りました。




 

突然訪れた愛犬との別れ-ペットロスで食べられなくなる摂食障害に

 

若葉がこの世を去ってしまう、3時間前ぐらいまで、食欲もあり便も好調!

夕飯を「ちょうだ~い」とおねだりするほど、すごく元気でした。

でも、子どもの頃から、心臓や気管支の変形などの持病であったことが原因だったのか…心不全によって急死しました。

こんなことがあるのか!…と、天命を恨むことしかできない精神状態で、自分を責めることしかできませんでした。

ずっといっしょに過ごしてたため、私の日々の生活すべてが狂ってしまって、完全手作り食しか食べられなかった若葉に、家族と同じように料理をしていたので、料理をするのが辛くて台所に立てませんでした。

そして、自分自身、何も食べたくない…食べようとすると涙が溢れ、若葉が嬉しそうに食事をする姿が思い出されて、過呼吸になってしまうのです。

私の体が「生きよう」としていない…。

今まで辛いことはいくらでも経験してきたと思っていたのですが、その問題を解決するためには、何よりも精神力と体力が必要だと思い、食事に感じては私にとって重要項目だったのです。

その「食事」を体が受け付けない…そんなことを自分が経験するとは思いませんでした。

なぜか…

それは「旅立った命」に関しては、何も解決方法がないからです。

ただただ、若葉を求めるだけ…若葉を抱きしめたいだけ…

 

そして、息を引き取る瞬間がフラッシュバックして、苦しくなるんです。

心が苦しいだけではなく、本当に呼吸ができないほど…

その絶望は、どう表現したらいいのでしょう…。

しっかりと話ができるときもあれば、ハイテンションな感じで話をしたり…今思えば、完全に自分を失っていました。

これは、強烈なショックや精神的ストレスによって、心のダメージとなり生じる、一過性の精神障害で「急性ストレス障害」というようです。

1か月で10㎏ほど痩せたのですが、食べられないということだけではなく、泣き苦しむことは体力も使います。

ペットロスで1か月3㎏ぐらい痩せてしまったら、専門医の診断を受けるほうがいいのだそうです。

日本医師会では1ヶ月以上、悲しみが癒えずに不調が続いている場合、心療内科や精神科などの専門医の受診をすすめています。

世間のすべての人が動物好きとは限りません。

動物の死によって、自分を見失うという状況を理解してくれる人が多くないために、ペットロスは長引いてしまうことがあります。

そのために、ずっとひとりで抱え込んでしまうこともあります。

病院などで行われる「セルフヘルプミーティング」と言って、互いに悲しみや苦しみを吐き出して共有できる人と、過ごすという治療があります。

ペットロス症候群とは、精神疾患であることから、早めに治療を受けることをおすすめします。

 

精神的ショック「ペットロス症候群」を知っておきましょう

 

ペットロス症候群は、ペットとの別れという状況を受け入れることができなくなって、防衛機制の一種です。

現実逃避をしているのですが、無気力・めまいなどのうつ状態になったり、不眠、情緒不安定、疲労や虚脱感が強く、摂食障害(拒食症・過食症)など、人によって症状は様々です。

1か月に10㎏痩せたことで、あらゆる部位がシワシワになりました。

足の筋肉が落ちてしまったので、膝が痛くなる上、靴まで小さく感じてサンダルを履いているかのような姿勢になり、歩くのが困難になりました。

そして、筋肉が落ちると体が冷えていきます。

そう…心も体も冷たくなるんです。

体の冷えは、すべての機能を狂わせてしまい、様々な病気になりやすくなっていきます。

少しくらいの拒食や過食は、多くの人が経験するものですが、食事に関して意識していないのに1か月に3㎏の変動がある場合は、注意する必要があります。



心のメンテナンスが重要-急性なストレスからの回復

 

私は、SNSで知り合った方達が寄り添って、私に共感して、優しい言葉を言い続けてくださいました。

若葉はずっとそばにいるよ…と。

そして、同じ経験をされた方たちが、自分の辛かった経験を伝えて下さったり、その辛さを理解して、支離滅裂な私のブログを読んで常に声をかけてくださいました。

近所の方々、仕事関連の方や友達…家族と、誰も私を責めることなく、いっぱい泣いていいと…ゆっくり元気になって…と付き合ってくれました。

今思えば、皆さまからのメッセージは、治療である「セルフヘルプミーティング」と同じなんです。

私は多くの方々に助けられたのだと思っています。

 

月日と共に、若葉がいない辛い現実から、若葉との幸せな日々だったことを多く感じられるようになりました。

そして、縁があって保護活動をしてみることで、新しい出会いがあり、Ponや紅葉に出会えました。

今も若葉のことを綴っていると涙が出てくるのですが、その涙を新しく迎えたPonや紅葉が必死に舐めようとします。

すべてがわかっているような子達で、そんなひと時を迎えられるようになりました。

Ponや紅葉は、私がブログを綴っている時間、若葉と同じように膝に乗りたがります。

不思議です。

いまではブログを綴っている間、膝には若葉と同じように、Ponや紅葉のぬくもりがあります。

きっと若葉もいっしょに座っている…と思えるようになりました。

静かな若葉…甘えんぼさんのPon…わんぱくの紅葉と、それぞれ性格が違って比較することなく楽しみが増えた気持ちなんです。

私は、また犬との生活が始まりました。

きっとこのまま体重が減ることなく、散歩で忙しい日々なので、健康な体に戻っていくのだと思います。

元気じゃないと、Ponと紅葉をちゃんと育てて、楽しくお散歩できなくて、きっと若葉が困っちゃう…

Ponと紅葉を、幸せに…。

いっぱい楽しい日々を過ごさせてあげたい…。

そんな風に考えることができるようになりました。

 

「犬の遺言状」~もし、ボクか死んだら~

 

私は、また犬との生活をスタートさせる選択ができました。

絶望と感じる日々から、このような記事を書くことができたのは、多くの方達の支えがあったからです。

今まで気長に付き合ってくださった方から、一度「犬の遺言」を読んでもらいたいとメッセージがあり、早速読みました。

もう…涙が止まりませんでした。

是非読んでみてください。

動画サイトYoutubeで公開されている動画『犬の遺言~もし、ボクか死んだら~』です。

旅立った子が実際は何を考えているのか…それは、わかりません。

でも、犬は飼い主(パートナー)の価値観によって育てられているので、飼い主(パートナー)の意向が強く性格にも表れるのではないでしょうか。

私は保護犬の活動をしようと思っているので、そのまま「犬の遺言」を若葉の気持ちと受け止めることができました。

 

子どもの頃から犬と生活をしていますが、犬は本当に忠実で純真無垢だと思います。

犬は何を幸せと思っているのかはわかりませんが、飼い主(パートナー)の愛情を受け、美味しいモノをいっぱい食べたいという気持ちは、どの子も同じなのではないでしょうか。

私達が注ぐ以上の愛を、犬は私達に注いでくれています。

その無償の愛に応えられるのも、私達、飼い主(パートナー)です。

お互いの愛が深いからこそ、お別れは辛いです。

その辛い気持ち以上にいっしょに生きてきた時間は、かけがえのない素晴らしい時であった…と、時と共に気づくことができるのだと思うのです。

まだまだ日々の生活の中で、愛しい気持ちがこみあげて、涙を流すことがあります。

若葉が残した毛1本を見つけては、愛しい気持ちがこみあげてくるのです。

その都度、若葉と過ごした日々…若葉の笑顔…すべてが愛おしい。

泣いたっていいんですよね。

だって、それほど幸せだったのだから…。

愛犬若葉に贈る言葉は、感謝の「ありがとう…愛している」という気持ち…

言葉では言い表すことができないほどの、気持ちでいっぱいです。

 

虹の橋「若葉」へ

 

若葉…

若葉が虹の橋に旅立って、すごく淋しかった…

でも、若葉と過ごした彩られた幸せな日々は、かけがえのない大切な時間だったよ。

ふたりの心の中で、ずっと…ずっと…大切にしていこうね。

若葉とママはずっといっしょにいるんだもんね。

Ponと紅葉を、ふたりで育てていこうね。

Ponと紅葉を、ふたりでいっぱい愛していこうね。

 

若葉…

ママの子になってくれて、ありがとう。

愛してる。

抱っこおいで~。