父が残したガンジーの言葉

Live as if you were to die tomorrow. Learn as if you were to live forever.

永遠に生きるかのように学び、明日死ぬかのように今日を生きる!

これは、私の父が私に言い続けていた遺言のような言葉です。

この言葉はインドのグジャラート出身での弁護士・宗教家・政治指導者だったマハトマ・ガンジーの言葉でインド独立の父と言われている方の言葉です。

一説では、Learn as if you were to live forever.(永遠に生きるかのように学ぶ)だけで、Live as if you were to die tomorrow.(明日死ぬかのように今日を生きる)はガンジーの言葉でない…ということも言われています。

ガンジーの平和主義的手法は、人権運動や植民地解放運動で世界中に大きな影響を与えた人だと思うし、この名言は、今の私にとって大きな意味があります。

子供の頃に父から聞かされても、何となくしか意味がわかりませんでした。

病院の跡継ぎにさせるために、勉強を強いられた私にとって、父親が私に勉強をさせるための言葉ぐらいにしか思っていませんでした。

しかし、歳を重ねて様々なことを経験し、自分の未来の時間よりも過去の時間が長くなってくると、何か感じるものがあるのです。

終活サイトのタイトルを「終活の先にある未来」とつけたのは、終活を人生の終わりにするのではなく、未来にむけたいと思う気持ちから終活という言葉の後に“未来”を加えています。


<TOMOIKU終活サイト:終活の先にある未来より>

平和で人生100年時代になったな日本で、「永遠に生きるかのように学び、明日死ぬかのように今日を生きる!」ということに、今後、大きな意味があると思っているからです。

ガンジーが生きた時代背景や宗教的な意味合い・人権運動については、多くの意見や考えがあると思うのでここで触れることなく、私個人の話をしたいと思います。

愛犬若葉に誓う!

父が生きた時代は、戦争があり現代以上に人種差別があったのでしょう。

実家の書庫には多くの哲学・政治に関する書籍がありました。

その中のひとつ、ガンジーの言葉を私に残したのは、ただ単に「勉強しろ」ということを伝えたのではないことを、歳を重ねた年齢になって感じることができました。

ついさっきまで元気だった若葉…その若葉が突然、旅立ってしまう。

私は何か見落としたことがあったの?
具合が悪い…深夜の病院に行ったことが負担になったのか?

必ずというほど、動物が旅立つと飼い主(パートナー)として、後悔が残ります。

人は判断し実行した結果、自分が望まない結果になった場合、反対側の道を選択していれば良い結果が出たのではないか?と思ってしまいます。

悩み苦しみ泣き暮らし…頭の中で自問自答する。

そんな時、最終的に心を支えるものは、これ以上どうすることもできないほど、学んだ・行動した…と自分に言い切れることだと思うのです。

これは動物の旅立ちだけではなく、社会に出て、判断…決断を繰り返して生きていく中で繰り返されていると思います。

私は何か見落としたことがあったの?

では、私は若葉を見ていなかった?いいえ!若葉を見失いことなく、若葉をずっと見てきた。慎重に…慎重に…気管支がつぶれていることで、普通の姿勢で食べることが苦であった若葉。

食べ方の工夫をして、内臓は奇跡的な健康状態を得ることができた。

…でも…でも…心臓だけは食事でどうすることもできない…完全手作り食で塩分も控え、ゆっくり…ゆっくり食べるように一口一口を口元に持っていくことで、消化器官はずっと健康でいてくれた…。

これ以上、何をどのようにすればいいのか、もう情報がないほど、若葉をみてきた。

具合が悪い…深夜の病院に行ったことが負担になったのか?

では、病院に行かないで、そのまま苦しんで息を引き取っても、私は後悔しないのか?

きっと、病院に連れていけばよかった…と後悔する。

だから、病院に行き、獣医さんがもう自宅でゆっくりさせてあげた方がいい…という、死に近い宣告を受け入れ、自宅で私の胸の上で息を引き取り、その間、若葉に「かわいい…大好き…ありがとう」と撫でながら話しかけていた選択は、私と若葉に動物の神様が時間をくださったんだと思えています。

動物との旅立ちの状況は様々で、後悔する場面が多いと思います。

自分と動物との生活を守るために、どうしても仕事に行かなければならない状況だってあります。

でもね、動物を愛し…感謝の気持ちを持って行動したことに間違いはないのだと思うのです。

たとえ、飼い主として苦しく想像したくない状況であったとしても…です。

動物を愛して選択したカタチであるならば…自分ができる最高の選択をしたのであれば…

動物だけではなく、私達人間も、明日何があるかわかりません。

後悔先に立たず…後から後悔するぐらいなら、事前に十分注意をしておきなさいということです。

もし後悔することがずっと心に残っているとするならば、きっと自分に甘えがあった時。

どうしようもなかった環境下で起きたことへの後悔は、後々自分自身で乗り越えることができると私は思っています。

仕事でも…人間関係でも…そして辛い“死”と向き合うことも…。

悲しみに暮れることは、本当に辛い。

淋しくて苦しい。

でも、その辛い気持ち以上に、若葉は私の人生で時間を彩る幸せな時間をくれたのだと、あの子と出逢うことができた幸福感に満たされる日が必ず来る…。

父が私に残した言葉だけど、突然旅立った若葉が私の心に定着させてくれた。

後悔しないように…

明日を生きるために…

Live as if you were to die tomorrow. Learn as if you were to live forever.

永遠に生きるかのように学び、明日死ぬかのように今日を生きる!

綴ることで若葉をいっぱい感じ、若葉が残してくれた大切な想いを残していきたいのだと思います。

そして私も若葉のように、そっと寄り添うことができる人になりたい。

若葉…
愛するかけがえのない子です。