大人の保護犬の成長も楽しい!

犬を育てる時、やはり仔犬から育てたいと思われる方が多いと思います。

仔犬の愛くるしい仕草、ひとつひとつが笑い…面白くて楽しい。

でもね…保護犬だからと言って、大変なことばかりではないです。

仔犬を育てる大変さとは違う楽しみもいっぱいあります。

保護犬を育てる覚悟

人間の身勝手で捨て犬となってしまったり、繁殖所で人と触れ合うこともなく辛い思いをしていた犬、虐待されていた犬など、様々な心の闇を抱え持って生きている保護犬を受け入れるには、「覚悟」が必要です。

しかし、里親募集される経緯は、様々あります。

ペットのおうち」というサイトでは、犬だけではなく、猫・うさぎなどの小動物と様々な動物達が里親募集されています。

里親募集に至るまでの経緯が書かれていますが、家庭の事情で育てることができなくなった、保健所からのレスキューをしている団体など、明日の命が守られている子ばかりではありません。

ブリーダーさんの繁殖用の犬が引退をしたので、里親募集していることもあります。

愛犬に仔犬が生まれて譲渡先が見つからなく、2~3か月の仔犬も募集しています。

様々な募集経緯があり、すべての犬が攻撃的になって育てにくいという子ばかりではありません。

犬を育てたことがあり、その子にご縁を感じたら、お迎えする犬の心の闇をほぐしてあげることができるでしょう。

でも、心の闇を持った子との信頼関係を築いていくのは、気長にお付き合いしていく気持ちが必要です。

里親になったけれど、やっぱり育てるのは無理と、またその子を迷い犬にしてしまうのは、犬にとってそれほど辛く残酷なことはありません。

保護犬による里親募集は仔犬から、人間不信な子、明日命が絶たれてしまう子と様々な事情があるので、育てる“覚悟”をもつことが大切です。

 

迎える子への条件

 

私は、ジモティーの里親募集でPonと出会っています。

里子を受け入れることは、自分ひとりの気持ちでは決めてはいけないことです。

受け入れるにあたり、やはりいくつかの条件が心の中にありました。

大家族の我家。

幼児の孫がいるため、犬と孫が共に過ごす住環境や、お世話をする私の年齢から、10年…20年の自分の体力を考えて、小型犬であることが絶対条件になりました。

幼児である孫たちは、犬には慣れているし、無茶苦茶なことをせずルールを理解して関わっていることから、虐待を受けて牙を向ける子は孫が危険だけど、小型犬で心が淋しい子には対応できると思いました。

必ずしも想像通りになるわけではないけれど、迎い入れる前に家族構成や環境、そして自分がその子に割いてあげられる時間が多い時期が犬を迎い入れる条件になりました。

他の記事「保護犬とは…里親募集で我家の子になった「Ponちゃん」の経緯と生活」で綴りましたが、迎い入れると心に決めて、問い合わせをしたとき、Ponの飼い主さんから「紙おむつ」をしている報告がありました。

もう6~7歳のPonなので、気長に教えていけばいいかなぁ…と考え、それよりも心の淋しさをどう埋めてあげればいいかなぁ…ということが一番の課題であり、“心”が伝わればしつけは難しくないと私は考えました。

 

保護犬だから楽しみな成長もある

Ponの元飼い主さんは、Ponと別れたくて里親募集をしていた訳ではありません。

ご主人が犬アレルギーになり、入院…そして、病院では「犬と別の生活をするように…」会社からは「このような状態が続くようだったら部署を変更する」ようなことも言われ、幼児が2人いる家庭でご主人の体調不良は死活問題です。

我家に訪問したときも、Ponは可愛がってもらっていたのがわかる子で、初めて会う私やお嫁さんにも尻尾をフリフリしてペロペロ舐めてくれました。

その飼い主さんも、捨てられて保護犬だったPonを市が運営している保護施設より保護し育ててくれていたのです。

人間の事情を知ることができないPonは、やさしい飼い主さんと何故別れなければならなかったのか、不安しかなかったでしょう。

我家に来た日のPonは、私から離れませんでしたし、家族全員に必死に尻尾を振ってペロペロ…と、媚びているかのように好かれようとしているのがわかります。

ちょっとまわりの様子がかわれば吠え、家族の誰かが帰宅すると尻尾を振って必死に吠え、抱っこをせがみました。

怒りの様子がなく家族に慣れようとするPonの姿は、安堵するよりもその姿が切なくも感じていました。

私から離れることがない日中「Ponは安心して自由に遊んでいんだよ…大好きだよ~かわいいよ~」と撫でながら言い続けていました。

オムツを外すための散歩や、ごはんの様子…遊んだり抱っこ…と繰り返して1か月半が経ちましたが、Ponはやっと平穏な日常をおくれるようになっています。

オムツが外れて、吠えることもすごく少なくなって、まったりと部屋で過ごせるようになりました。

まだ、心の不安を完全に取り去ってしまうことができていないのかもしれませんが、Ponの顔つきもちょっと変わってきたような気がします。



天使の羽が見えてきたPon

私は老眼のため犬の爪を切るのが怖くなってきたので、獣医さんと提携している「犬の美容室」に行っています。

そこの店長さんは、若葉が旅立った後、報告に行ったとき涙を浮かべてくれた方です。

Ponを迎えて、動物病院に新しいカルテを作成したかったので、健康診断をした後、「犬の美容室」に挨拶に行き、Ponを紹介したとき、とても喜んでくれました。

そして、Ponが落ち着いた生活ができるようになったので、昨日シャンプーと爪切りに行きました。

Ponの毛の質や毛の長さなど、本来の姿を知りたいという気持ちがあったので、目のまわり以外のカットをしないように希望したら…思った以上にフワフワの毛でひと回り大きくなったかのように毛が立つ子でした。

すごくあったかくて、ふわふわの毛布を抱っこしているみたい♪

我家に来た当時は、顔やお腹などはホワイトで、全体的にベージュだったのですが、最近は背中が濃くなって茶色に…

シャンプーをしてドライヤーをかけたPonに、白い羽が生えていました。

何となく、羽っぽい白い部分があるなぁ…とは思っていたのですが、白い羽の部分は他の茶色の毛よりも長く、立派な羽になっていました。

まさしく“天使の羽”

Ponちゃん~すっごくかわいいよぉ~

 

 

犬にとって“幸せ”って何だろう

 

Ponにとって“幸せ”って何だろう

安心できる住環境…

美味しいモノを食べて…

大好きなお散歩をして…

いっぱい遊んで…

家族に愛されていることだよね。

他に何かあるのかなぁ…

安心できるボスがいることも大切。

幸せを届けてくれている…Pon

叶えてあげたいなぁ。

 

虹の橋…若葉へ

若葉…

犬のあなた達にとって、何が幸せなの?

若葉は幸せだった?

 

今でも知りたい…

旅立ってしまう前に、何か言いたかったことなかった?

今でも思う…

痛かったのか?苦しかったの?…と。

旅立ってしまう数時間前まで、みんなで楽しい時間を過ごしていたのに…

 

ママはあなたがいて、ずっと幸せだった。

若葉は幸せだった?

そうだと、信じたい…信じている。

 

もし、言葉でお話ができていたならば…

もっと、おいちぃものちょうだい

もっと、抱っこしてちょうだい

もっと…

…と言っていたのかな?

 

若葉はそんなことを、目で言っていたのよね。

ママはちゃんと、若葉の心の言葉を受け止められていたのかな?

 

ママや家族に自然に寄り添ってくれた若葉…

“言葉”がなくても、感じてくれているのよね。

 

Ponもアイコンタクトを感じ取ってくれるようになってきたよ。

若葉が教えてくれているのよね。

だって、いっしょに育児をしているのだもの…。

 

あなたとの生活が、愛おしい…。

こんなにも愛せる子と出逢ったママは、本当に幸せです。

これからもよろしくね!

若葉~

大好き!

愛してる…。




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