尿と便は自分で健康管理ができる最短の方法です。

排泄物には毒素が含まれているので、毎日確認することが健康維持の基本です。

今回は腎臓でつくられる「尿」の検査を自宅でする方法です。

犬の尿をpHチェッカーで自宅確認!数値でわかる腎臓への注意点と対策

病院で行う尿検査では、腎臓や肝臓などの機能を調べる事ができ、結石や糖尿病などについても体の傾向がわかります。

腎臓がダメージを受けると、尿を濃縮することができず、体に必要な水分も尿となってしまうため、尿はとても薄くなり比重は軽くなります。

見た目として、尿の色は淡黄色~黄色が正常です。

濃すぎても薄すぎても病気の可能性があり、赤色が混じっている場合は血液が含まれている可能性があるので、すぐに病院で尿検査を受けることが必要です。

尿は腎臓でつくられます。

腎臓は自己主張をしない臓器と言われています。

腎臓機能が50%以下になったときでも無症状であることから、症状が現れた時はかなりの重症の状態です。

Ponが腰のあたりを痛がったことから、腎臓が悪いのか心配になりました。

7歳で保護犬として我家に迎えた子なので、それまでの成長状況がわからないのですが、食べていたドックフードは添加物や化学調味料・着色料が多く添加されていたものだったので、徐々に切り替えている最中でした。

血液の中に貯まった毒素を尿として捨てることが腎臓の役割なので、腎臓が疲れてくる年齢です。

人間換算で40半ばであることから、内臓では様々な症状が出る可能性があります。

腎臓は腰のあたりにあることや、尿検査でも心配な要素がありました。

Ponの骨格から椎間板ヘルニアの可能性もありますが、2日でケロッと元気にしていることから、腎臓に注意して結石などにも注意しておくべきことと思いました。

尿からのストラバイト結晶が見えたことから、結石があるのかもしれません。

いずれにしても、検査をするべき時期なので、検査を受けられるように威嚇行為がなくなるように躾をしなければなりません。

そして私にできることは、腎臓に負担がかからないような食事づくりです。

結石があるのであれば溶かすことができなくても、尿を出すときの痛みがないように、酸性・アルカリ性に尿が傾かないようにすることです。

Ponの体に溜まっている毒素があるのであれば、解毒してあげたいと思うのです。

 

pHチェッカーの数値で自宅でわかること

pHとは、尿が酸性か中性かアルカリ性かを調べる検査で、pHチェッカーを使用することで自宅でも確認できます。

もし膀胱内に結石が出来ている場合、pHの数値で結石の種類を推測する事ができるのです。

pHが酸性かアルカリ性に極端に傾いている場合、結石ができやすい体質になっています。

そして、アルカリ尿が出た場合、細菌感染が疑われるので、病院に尿を持って行き検査をして大病になる前に感染を治しましょう。

腎臓の機能が50%以下になっても症状が現れず無症状で、腎臓の機能が半分以上壊れていることに気がつくことができません。

そして、腎臓は再生能力がないので、一度悪くしてしまうと細胞が再生できないのです。

尿を作っている腎臓を守るためにも、どんな尿を排出し、どんな食べ物が多いのかという判断ができるのが「pHチェッカー」なのです。

【尿のpH数値が傾いている場合】

  • 肉や魚を必要以上に食べたら、体内が酸性になり過ぎないために、酸性の尿が出ます。
    食事内容に動物性たんぱく質が多いと、脱水状態になっていたり、糖尿病や尿路結石症などになる可能性が高くなります。
  • 野菜を必要以上に食べたら、体内がアルカリ性になり過ぎないために、アルカリ性の尿がでます。
    食事内容に植物性タンパク質が多いと、尿路感染症や膀胱炎・尿路結石症などになる可能性が高くなります。

あらゆる動物において、pH5~7の変動が常にあることが正常であると言われています。

しかし、その数値のふり幅が健康状態のpH6.2~6.4を中心に大きい場合は、食べ物で調節するようにします。

気になる方は普段食べさせているフードの内容も獣医師に伝えて、食の指導をしてもらうと安心できます。

病気の自己判断は危険です。

必ず獣医師の指導を受け、食べてはいけないものや食べた方がよいものが、適切に行うことができているかの確認の方法と考えましょう。

 

尿のpH数値が傾いている場合の対策

現在食べているドックフードから、手作り食に切り替える方もいらっしゃると思います。

手作り食の良い所は、「水分が多い」ということです。

添加物がないドックフードに少しづつ切り替えて、酸性の尿の子にはドックフードに野菜スープを加えたり、アルカリ性の尿の子にはドックフードに肉や魚のスープを加えるだけでも、pH数値は変わります。

人間も同じで、自分で調整できます。

毒素の解毒も「水分補給」でかなりの改善が見られることが多く、それは人間も同じです。

そして、気をつけなければならないのは、尿を酸性・アルカリ性にすることが目的になってしまうことです。

必須栄養素の欠乏症になったり、3大栄養素のバランスが悪い食生活になる場合があるのです。

基本のドックフードで必須栄養を摂り、水分(スープなど)で調整をするくらいにしておきましょう。

犬には食べてはいけない物があるので確認してくださいね。

完全手作り食の方でも、数値を変えたい一心で、極端にメニュー変更をして全体のバランスを崩してしまわないように、メニューに注意してください。

そして「おやつ」が影響されることが多いので、気をつけましょう。

健康的な尿値はpH6.2~6.4前後と考えられていますが、食後は胃酸の影響でアルカリに傾きます。

食前の尿でチェックすることをお勧めしますし、食事内容によって数値は変動するので、pHの傾きが大きい場合は排尿毎検査をしてみましょう。



体質は個体によって違う

 

数人の人が同じものを食べても、同じ結果が得られるとは限りません。

ダイエットでも、友達は大成功したのに、自分には何の効果もなかったなど、体や性格は皆違うので全く同じ効果が得られないのです。

病気による治療も、効果が得られる人と得られない人がいます。

同じ犬種で同じ食事をしていても、健康状態が違うのです。

性格によって環境で受けるストレスの度合いが違いますし、活発な子とジッとしている子の運動量…それによって飲み水の量などが違います。

同じ条件ではないのです。

動物の情報として、友達のワンちゃんには良かった!効いた!

でも、うちの子には合わなかった。

もともとの状態が悪いと、悪化する場合さえあります。

病気になれば、藁をも掴む思いで、様々な治療や健康法を探すのは親心です。

そのような状態になった時、もしくは自分の子の食べたモノが体にどのように反応しているのか?…というような健康状態を知りたいと思うのです。

全身を知ることはできませんが、pHチェッカーで尿が酸性に傾いているのか?アルカリ性に傾いているのか?だけでも知っておくと、日々の食事で調整できます。

動物は食べ物を体に取り入れ、吸収し、毒素を排出する。

その流れを正常化しなければなりません。

 

人間と生活環境を共にしている犬は、私達との生活(飼い主)に大きく影響されます。

野生の状態では起きないような、体調の異変に見舞われてしまうこともあります。

犬は元気と思っていても、共に暮らす飼い主でさえ体内で何が起こっているかわかりません。

虹の橋に旅立ってしまったチワワの若葉は、心臓や気管支など生まれ持った病気をもっていましたが、健康診断で肝臓・腎臓…と、どこを確認しても元気でした。

それでも急変することがあるので、体の中で何が起きるかは注意をしていても、わかりません。

かと言って、毎日食べるモノが偏っていることも放置して良いわけありません。

pHチェックは、食べたものが酸性・アルカリ性のどちらに働いているのか?…という目安にする範囲だということです。

腎臓が悪くなったり、結石ができてしまったりしたら、ひとつの予防的な役割を果たしてくれるので、pHチェックは獣医さんが薦める場合もあるようです。

酸性に傾ているから、ドックフードに野菜をプラス!

お水を飲む量が少ない気がする…ドックフードに野菜スープをプラス!

犬が現在健康であるのでしたら、毎日pHばかりを気にしていては疲れてしまうので、人も動物もおおまかに1週間で調整すればよいとも言われています。

基本的に尿のpHを気にしても、根本的な解決になるものではありません。

様子がおかしい…病気になった時は、動物病院で診察を受けることが最優先です。

 

テープ型pHチェッカーの使い方

 

水分が少ないかも…最近、尿の色が薄い・濃い…尿をする姿がちょっと痛そう…尿の切れ具合がよくない…

まずは病院へいきましょう。

そして、水分や食べた物で改善できることもあるので、自宅でphチェッカーで数値を確認して水分調整をします。

何度か測って、数値が変わらない場合は犬は元気でも動物病院へ行き検査を受けましょう。

テープ型pHチェッカーは、1回に3cm程の使用で約120回使えます。


<画像出典:いぬのきもち>

基準値は約5.5~7.0ですが、健康的な尿値はpH6.2~6.4前後です。

私は犬が尿を出しているときに、直接摂取してしまいますが、病院に尿検査で持って行くときの要領で尿を摂取し、試験紙を当てて数値が確認できます。

コチラが送料を考えてもメール便で一番リーズナブルだと思います。

手軽にpHチェックができる「テープ型pHチェッカー」はお勧めです。

犬だけではなく、人間にもとても大切な検査が自宅でできます。

腎臓が弱っているのでは?結石や糖尿病が心配な方…犬といっしょに健康管理をしませんか?

 




 

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