愛犬若葉の死後、私の地獄生活(ペットロス)

動物との生活は私が幼少の頃からなので、もう50年以上になります。

人間社会の中で、様々な出来事はありましたが、子どもの頃から動物達に勇気をもらい…寄り添ってもらい…安らぎを感じられる拠り所として存在し…とっても充実した楽しい人生が送れています。

それは歴代の動物達によって彩られ、私を生かしてくれたとも感じています。

自分の年齢を考えると、動物の旅立ちまで命と向き合うことができない年齢になってきたことから、愛犬「若葉」は私の最後の子と思っていました。

子育ても終わり、仕事も一段落し、更年期障害で寝込んでいた時から健康になるまでの間、ずっと若葉は私のそばにいてくれた、愛しい子です。

若葉自身に、様々な体質的なトラブルを抱えていたものの、元気に過ごしてくれていたので、私は歳を重ねた若葉の介護ができるものと信じて疑いませんでした。

若葉の旅立ちは10歳だったけれど、考えてみれば生まれながらの心臓や気管支などの病気から、すごく頑張ってくれていたのだと思えるようになっています。

旅立った直後は、もし神様がいるのであれば、何と残酷なことを!…と、持っていけない心の苦しみを、そのように考えていました。

でも、今の気持ちは、若葉との幸せな時間を長く見守ってくれた…と、感謝の気持ちがもてるようになっています。

 

それでも…それでも…

若葉とは、もっと…もっといっしょにいたかった。

 

犬の寿命は短い、分かっていたからこそ“時”の大切さがわかり、無償の愛情を注いでくれる若葉を愛してきました。

そして失った時にこれ以上ないくらい…全身の血が凍るほど苦しく、深い悲しみが待っていました。

 

地獄の生活(ペットロス)心が壊れていく

若葉が旅立って1か月の生活は、思い返せないのです。

抜け殻のようになり、腕の中で逝った瞬間の悲しみを思い返しては、自分を責めてみたり、若葉のぬくもりを求めて激しいほど泣き、私の時間は止まってしまったかのように、何もできなくなってしまいました。

健康を意識しているサイトを運営し、家族全員が健康に過ごすことを何よりも願っていたのですが、自分の体が生きようとしていないのか、私の体は食べ物を受け付けませんでした。

若葉は完全手作り食だったので、若葉の栄養も考えて台所に立っていた生活だったのに、その台所に立つのがすごく辛かったのです。

1か月で10㎏痩せ「摂食障害」になりました。

ペットロスになって1か月で3㎏痩せたら、専門医の診察をした方がいいようです。

私も多くの人に、病院に行った方がよいと勧められました。

摂食障害以外に、現実を逃避するかように、長く寝続けるタイプの睡眠障害にもなり、脳が動きませんでした。

それでも、人と話すときは明るく努めようと思ったので、ハイテンション風に話すようになり、自分自身がわからなくなり違和感しかありませんでした。

家族として、大切に…大切に育ててきた「若葉」

写真を見ては泣いて、思い出しては泣いて、生活のひとつひとつの場面に、必ず若葉がいた生活だったので、生活のすべてが崩れてしまった…何も手につかなくなってしまった。

私は、完全に「ペットロス」に陥っていました。

 

若葉に「何かサインがあったのか?」どう考えても、急変したとしか考えられない。

「もっと長生きできたのでは…」と、自分を責め続けるような気持ち。

腕の中で息を引き取った…あの瞬間。

 

すべてが終わってしまったと思った瞬間から、何をどう考えたのか、記憶があまりないのです。

私は、淡々と火葬場に連絡し冷静な様子に見えたり、若葉のお葬式の間、声を出して泣きお焼香の時は立てませんでした。

火葬される瞬間は、若葉と離れることができず、火葬場関係者の方々に大変なご迷惑をかけていますが、私が落ち着くまで待ってくださったので、私の心の整理…覚悟ができたのだと思います。

その後、まともな精神状態ではなかったと思います。

人間社会で…経営者としてどんなに苦しくても、どんな難題であっても、クリアしていくことに燃えて生きてきました。

 

でも、愛する命が消えた瞬間から、何もする術がない…

ただただ苦しく、悲しく、淋しい…

ただただ…泣くしかない。



支えになったひとつ・ひとつ

私はブログ運営をしていて、SNSで知り合った多くの方々に助けていただきました。

優しい言葉をかけてくださって…そして、「若葉はずっとそばにいる」と言い続けてくださって、私の支離滅裂な状況に付き合ってくださいました。

 

若葉を求めて、何度も…何度も…あたたかいあの子に会いたい…と。

若葉はそばにいてくれている…頭でわかっていても、それでも…抱きしめたくて、どうしようもなかった。

どんなに若葉を求めても、もう虹の橋でしか会えないことも、わかっているのに…。

若葉を必死に探してしまう…。

 

そんな失った悲しみに共感してくださる方が、私のそばにいてくださって、私は救われたのだと思います。

皆さんには、感謝の言葉しかありません。

ありがとうございました。

 

そして、小さな孫たちに私が気を使わなければならないのに、孫が私に「子供が死んじゃって泣かないママはいないのだから、ばぁばはいっぱい泣いてていいんだよ」と若葉が大好きだった毛布を持ってきて、私を包みます。

写真を見ては若葉に話しかけている孫たち。

お嫁さんは、少しでも私が食べられるように…少しでも外に出るように…と、必死に私に気を使ってくれていました。

ご近所や友達、仕事で知り合った方々…

私が若葉を溺愛していたのを知っていたので、皆さん心配してくださって、私は社会人になって他人の前で初めて泣いたと思います。

もう…泣くことしかできなかったのです。

でも、誰もが「若葉ちゃんは、本当に幸せな子だったよ。自分が若葉ちゃんになって、暮らしたいと思うもの…」と言ってくださいます。

 

若葉はどう思ってくれているのかしら?

でもね…私は全力で若葉を愛した

このことだけは、自信を持っています。

 

悲しみの中から見えてきた幸せだった日々

動物の旅立ち後「あんなにつらい思いをするなら、もうヤダ」と動物との生活が考えられなかった方でも、「あの子と出逢わなければ良かった」とは、思わないのではないでしょうか。

私たちにかけがえのない素敵な時間と、純真無垢のたくさんの愛情を、あの子達がくれたことを感じる方が多いと思います。

時と共に、楽しい時間を過ごしたことが思い出されて、涙が溢れてくることはあるでしょう。

それでも、その涙は苦しみから生まれる凍るような冷たい涙ではなく、愛情があるが故のやさしい涙なのではないでしょうか。

 

若葉を想い…穏やかに慈しむ涙は、きっと枯れることはありません。

若葉を忘れることなんてできないのだから…。

 

でも、微笑んで明日を生き、虹の橋で再び会えることを楽しみに、心の中でいっしょに生きていくことはできます。

私は、若葉といっしょに動物達と生活をしていく選択をし、そのように導いてくださったのは、応援してくださった皆様と家族、そしていつも寄り添ってくれた若葉だと思っています。

また、苦しく辛い別れがあったとしても、動物を避けるのではなく、我が家で幸せになってくれる子がいるのなら…という、導かれるご縁を大切にしていきたいのです。

 

新しい子を迎えるまでの素直な気持ち

父方のお里の動物病院や犬訓練所・保護施設などのご縁で、多くの方に知り合い、若葉と保護活動をしていこうと決めています。

そして、この世には「ご縁」というものがあって、きっと、「出会うべくして出会った子」で、心から受け入れることができると確信できたら、新たに踏み出す第一歩として、うちの子にお迎えしようと思っていました。

もし新しい子を迎える場合、愛する子を亡くした後、どのくらいの時間が必要なのでしょう。

人間の供養のように四十九日とか、一周忌など日数にこだわる方もいらっしゃると思います。

それは人の宗教感なので、人それぞれで、私は決まりなどないと思っています。

その出会いに縁を感じ、里親募集や保護されたなどのタイミングや、ブリーダーさん宅やお店で、いっしょに過ごしたい…いっしょに幸せになりたいと思った子に出会えた時が、決断の時と思っています。

新しく迎えた子に、責任をもって愛情を注ぎ育てる覚悟と状況さえ揃っているのであれば、お互いが幸せになる道は広がっていると思います。

亡くなった悲しみから、慈しむ想いに変わり、日常を取り戻していくことは、自分自身が生きていく上でとても大切なことです。

でも、いざ新しい子のお迎えが頭を過った時「先代犬に申し訳ない…」と葛藤することがあると思います。

実際、私もすごく考えました。

若葉は、新しい子が来たら悲しくないかな…怒らないかな…焼きもち焼くのかな…

人の勝手な考えなのかもしれませんが、私が若葉だったら、「愛する人には微笑んで暮らしてほしい…」と思うのではないか…と思うのです。

自分を愛してくれているのは十分わかっていて、その生活が楽しかったのであれば、そのような仲間が多くあってほしい…

若葉を慈しみ涙することがあっても、それは若葉と楽しい生活をしてきた大切な時間の思い出。

楽しくて幸せだった時間を、いっぱいにしたい…と、若葉ならそう思ってくれている…と感じました。

その心の若葉といっしょに、新しい子達と幸せに暮していきたいと…

 

若葉との日々が、素晴らしいものだったから…そう思えるのでしょう。

 

若葉は、私達家族に、優しさや強さ、寄り添う心や見守る気持ちなど、言葉では言い表すことができないほど、多くのことを教えてくれました。

歳を重ねて長年動物との暮らしをしていた私ですが、若葉が最後の子であるとしていたし、子育てが終わり、体調もすぐれず、仕事も大きく変わって、心身共に変化が大きかった10年間。

 

若葉は私にとって大きな…すごく大きな存在になっていました。

私の拠り所でした。

若葉も…新しい子達も…

若葉との縁で、私と出会ってくれてありがとう…。

そして、新しい子達も、私と出会ってくれてありがとう…。

心の若葉と相談しながら、新しくきた子達をいっしょに育てて、楽しく暮らしていきます。

 

愛犬若葉が連れてきてくれた子達

里親募集で出会ったMix犬6歳と、大阪のブリーダーさん宅からきたチワワ3カ月、素敵なご縁で我家の子になりました。

我家の子になってくれた経緯はまた綴っていきます。

 

6歳のMix犬の女の子「Pon」(名前は引き継ぐことにしました)

ponpon

Ponです。よろしくお願いします(^^)

若葉若葉

Pon…もうすっかり甘えているから、お姉ちゃんは安心しているわよ(^^)Ponのおうちになったのよ♪

 

3カ月のチワワ男の子「紅葉(こうよう)」

若葉は春の子なので「若葉」だったので、秋に生まれた子は「紅葉(こうよう)」という名前にしました。

紅葉紅葉

ボク、赤ん坊やで!ヨロシュウたのんまっせ!

若葉若葉

紅葉…わんぱくだから、ママが息切れしているよ!いっぱい運動するようになって、ママは元気になっているね。ありがとう。

 

虹の橋「若葉」へ

若葉…

ママはあなたを心の中で、ギューって抱きしめているよ。

ママにとって若葉は赤ちゃんだったのに、今は相談相手になっているなんて…笑

若葉…

ありがとう

若葉…

愛している。

若葉とママは、ずっと…ずっと…いっしょ…